創業者 永野茂三の「商」は、もじり半纏にわらじ履き、赤胴張りの箱車に袋を詰め込み、行商していたのが始まりです。
創業は大正3年、木版印刷を主とし、時代の流れと共に、石版印刷、活版印刷、平版印刷と推移し、昭和36年に軟包装を扱う大一グラビヤ印刷㈱、昭和38年に商業印刷部門の永野印刷㈱を設立しました。
時代は大きく変わり、激動の時を迎え、次々と変わるトレンドに合わせ企業も変化することを求められますが、変化してはならないこともあります。
「不易流行」の言葉通り、先代の残したお客様第一の精神、利他の心を忘れない中にも、時代の新しい流れを取り入れなくてはなりません。伝統と文化と生活に根付いた菓子業界は、地域、風土、習慣など様々に関わり合って食文化の中でも最も多様化、個性化が進んでいます。
季節の移り変わり、地方特有の伝統行事や人生の行事、文化などをデザイン、マーケティング、印刷を通じてお菓子のイメージを膨らませるのが当社の仕事です。
個性豊かな営業マン一人一人がお客様とフェイスtoフェイスで話し合い、共に繁盛し、信用と信頼で結び合えるような関係を作り上げていきたいと思います。お菓子と包装との調和のとれた商品は社会の中で育ち、人々に愛されて歴史を刻んでいきます。そんな商品を生み出すお手伝いを今後とも続けていきたいと思います。
創業100年を超えて、さらなる発展をするために、社会にいっぱいの種をまき、大きな美しい花を咲かせることができるように邁進していきたいと考えております。
沿革
大正3年 永野茂三により金沢市田丸町において永野屋商店創業
昭和20年 終戦を機に活版印刷機を導入
昭和22年 菊半裁石版印刷機を導入、平版部門を新設
昭和23年 金沢市此花町に工場、事務所を新築移転
昭和32年 グラビア多色輪転機を導入、グラビア部門を新設
昭和36年 大一グラビヤ印刷株式会社発足
昭和38年 永野印刷株式会社に組織替え、発足
昭和49年 金沢市御供田町に新社屋落成、本社、工場移転
昭和53年 三菱4/6半裁2色オフセット印刷機購入
昭和56年 FSKラベル印刷機A-100型購入
昭和58年 全自動スクリーンシリンダープレス機購入
昭和58年 製品倉庫新築
昭和60年 秋山菊全判4色オフセット機購入
昭和62年 秋山菊半裁4色オフセット機購入
昭和62年 岩崎ラベル印刷機R-50型購入
平成元年 金沢市御供田町に大一グラビヤ印刷株式会社 新社屋落成
グラビア6色輪転機購入
グラビア3色輪転機購入
平成15年 サクライ菊半裁4色オフセット機購入
平成19年 グラビア3色輪転機購入
平成21年 三菱菊全判4色オフセット機購入
三菱菊半裁2色オフセット機購入

